ハンドスピナーと同様脱脂したベアリングを使用することを想定したスプールホルダーです。
1kgのフィラメントを装着した状態で手で回してみたところ4分以上回転し続けていました。
これは極めて柔らかいeLasticTPEフィラメント用に作ったスプールホルダーです。
少ない抵抗で回るのでTPU等柔らかいフィラメントに向いています。
勿論他のフィラメントでも使用出来ます。
他に特徴としてはベアリング一つで動く事、シャフト側にベアリングを組み込むので様々な台座を選べる所です。
ベアリングは開放型6000番(内径10mmx外径26mmx幅8mm)を使用することを想定しています。
このデータは基本的な卓上で使用する台座部品のみです。
片側のみのデータなので2つ印刷する必要があります。
他に最低限シャフト(https://modelabo.net/gallery/3556)、ベアリングホルダー(https://modelabo.net/gallery/3555)、スプールホルダー(https://modelabo.net/gallery/3553)が必要です。
シャフトはこの台座の組み立てに二本、スプール保持に一本と計三本最低でも必要です。
高回転フィラメントスプールホルダーで使用するシャフトは基本的に共通して使えます。
ベアリングを使用しない場合最低限この台座とシャフトだけあれば一般的なスプールホルダーとして動作します。
シールド(https://modelabo.net/gallery/3554)は埃を気持ち防いでくれる程度なので無くても動作には支障はありません。
もし卓上台座が必要ないのでしたらこのデータを使用せず代わりに壁掛けや吊り下げ等の他の台座データをダウンロードして下さい。
最低限の組み立て方は使用する場面に適した台座を選択(当データは卓上用台座)。そしてシャフトを3本、ベアリングホルダーを2個、好みのスプールホルダーを用意します。
印刷後シャフトの一本にベアリングを嵌めて上からベアリングホルダーを被せてスプールホルダーに挿入します。
そして残り2本のシャフトを使用して台座を組み立て、フィラメントスプールに組み立てたホルダーを通して台座に嵌め込んで完成といった形です。
後、組み立てはハンマー一本で出来ますが分解は工具データ(https://modelabo.net/gallery/3542)もダウンロードしないと難しいと思います。
あまりにも良く回りすぎて不具合が出た場合は抵抗(https://modelabo.net/gallery/3543)を台座に取り付けるか少量のオイルをベアリングに塗布して下さい。