こんにちは!ちょこっとだけCAD経験のある主婦の”まるいしお”です。
今回は、電車好きな子どもと一緒に、電車の3Dモデルを作成して「AR」で遊んでみました!(*1)
この記事では、
- 手軽に AR で遊んでみた方法や感想
- 子どもと一緒に、3Dモデルを使って楽しんだ様子
などをお伝えします。
「AR」に興味がある! 造形以外でも3Dモデル活用したい!!
というような方のご参考になれば幸いです。
*1 AR(Augmented Reality)とは、現実世界に仮想世界を重ね合わせて表示する技術のことで、拡張現実とも呼ばれる。
1.はじめに
1-1.今回の内容
以前、Fusion360を使って「AR」用のデータを作成し、それをi-phoneに取り込んでAR表示した様子をお伝えしました。
今回は、同じ方法で電車の3DモデルをAR表示し、子ども(5歳)と一緒に遊んでみた様子をお伝えします!
過去記事はコチラ >>「AR」で水族館を作ってみたい、「AR」で水族館・魚を動かしてみた!
1-2.使用した3Dモデル
今回のために作成した、電車の3Dモデルがコチラです。
何の車両をイメージしたか、分かりますでしょうか?
正解は「山手線」です!!
なぜか東京の電車に強いあこがれを持つ、わが家の5歳児。
特にこの山手線がお気に入りです。
今回は、この山手線風な3Dモデルを使って、 AR で遊んでみたいと思います!
2.車窓を楽しむ
2-1.表示してみる
場所は、早春の信州。
まだまだ雪深い北アルプスを見ることができます。
そんな北アルプスを臨む公園へやって参りました。
早速、 作成した3DモデルをAR表示してみます。(ARで表示させる方法は、過去記事をご参照下さい)
写真では伝わり難いですが、少しだけ見えている穂高連峰が見事です!!
ついでに、本題の電車も無事に表示することができました。
子どもも、ARの電車を見て大喜び!
自分で i-phone を操作して、ARの電車と記念撮影をして楽しんでいました。
2-2.入ってみる
でも、ただ表示するだけでは物足りない・・・
そうだ!
AR表示した3Dモデルの中に入ってみよう!!
そんな訳で、作成した電車の中に入ってみます。ワクワク。
入れたー!感動!!
ちょっと VR っぽくて楽しい!
画像だけみていると、車両内に入った気分になるので、何となく暖かい様な気もしてきます。
(思い込み激しい)
子どもはというと、最初は喜んでいたものの、気づいたら感動する母をひとり置いてどこかへ・・・。
i-phone の画面越しでしか3Dモデルが見えないので、子どもにはいまいちピンと来なかったようです。
スマホ操作ができる位の年齢だと、より一緒に楽しめるかなと思いました。
そんなこんなで、またしても広い公園の真ん中で、ひとりウロウロする不審者が完成です。
さいごに車窓からの眺めをどうぞ。
3.さいごに
- 今回のような大物だと、3Dプリンタで造形するのはなかなか難しいと思います。
そんな時は、ARで表示すると、手軽に3Dモデルを楽しむ(お披露目する)ことができそうです。
- ARで3Dモデルの中に入ってみると、ちょっとVRっぽくて楽しい!
想像力を鍛えれば、VRゴーグルがなくても没入感を感じることができそうです。 - 子どもと一緒に楽しむには、親のサポートや3Dモデルに工夫(開口を大きくする等)があると良さそうです。または、お子さんが自分でスマホ操作(カメラと画面表示の関係性が分かる)年齢だと、より楽しめそうです!
<使用データについて>
今回、使用した電車のデータは、コチラにアップしてあります。
もしご興味がございましたら、ご覧いただけたら幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!