こんにちは!ちょこっとだけCAD経験のある主婦の”まるいしお”です。

以前、Fusion360を使って「AR」用のデータを作成し、それをi-phoneに取り込んでAR表示した様子をお伝えしました。
過去記事はコチラ >>「AR」で水族館を作ってみたい

今回は、アニメーションを付けたモデルを、ARで表示させてみました!!
その際に使ったソフトや、手順などをご紹介します。
但し、Mac と i-phone に限定された手順となります。予めご了承下さい。

初心者が手探りで挑戦してみた内容ですので、「こんな感じでできるんだ」とご覧頂ければ幸いです。
最終的なAR表示の動画のみご覧頂く場合は、コチラからどうぞ。


1.使用ソフト

今回使用したのは、以下のソフトです。

  • Fusion360: CADソフト(モデルの作成)※1
  • Blender: 3DCGアニメーション作成ソフト(アニメーションの作成)
  • Reality Converter: ファイル形式の変換(USDZ形式への変換)※2

どれも高機能なソフトですが、驚くことに全て「無料」なんです!!
おかげで、個人でも気軽に3Dモデリングやアニメーションに挑戦する事ができます。
本当に有難い。

※1 今回は前回 Fusion360 で作成したモデルを使用したため、Fusion360 も記載していますが、最初から Blender でモデルを作成した場合、Fusion360は不要です!

※2 Reality Converterは、Appleが提供している変換ソフトです。そのため、Windowsでは使用できない様です。Windowsの場合は、ネットで変換サイトがあるのでそちらを使用すると良さそうです(未調査)。


2.手順の紹介

ここからは、実際にARでアニメーション付きのモデルを表示した際の手順を、簡単にご紹介します。

1.Fusion360でデータを書き出す

今回は、前回Fusion360で作成したモデル(カクレクマノミ)を使いました。
まずは、アニメーションを付けるために、Blenderで読み込めるデータ形式(FBX)へ書き出します。

2.Blenderでアニメーションを付ける

続いて、書き出したファイルを Blender にインポートします。

ここで自分あるあるですが、いつも適当な大きさでモデリングするので、インポートしたら豆粒の様に小さくなってしまいました。
しかも、色が変。
カクレクマノミなのに、黒いっっ。

Blenderでは、「ボーン」と呼ばれる骨格を作成し、それを動かしてアニメーションを作成します。
また要所となるポーズを、「キーフレーム」として記憶させると、キーフレーム間の動きを自動で補完してアニメーションを作成してくれます。

「キーフレーム」は、便利な機能ですが初心者には難しい!
勢い余って、瞬間移動の様な動きになってしまいました。

3.Reality Converterで変換する

AR表示するには「USDZ」形式にする必要がありますが、Blender からは USDZ で書き出すことができません。
そこで、一旦 gltf という形式で書き出し、Reality Converter で USDZ に変換します。

4.i-phoneで表示させる

いよいよ、変換したファイルをi-phoneでAR表示させます。

AR表示を録画したものがコチラです!!(画像が小さくてすみません。汗)
これを撮っている最中は、はたから見るとたぶん不審者でした。


3.さいごに

色が変てこになったり、思った大きさで表示されなかったり、いくつか問題は残っていますが、何とかカクレクマノミをARで泳がせることができました。

先にも触れましたが、無料のソフトだけでこれだけできるのが本当に驚きです!!

今回の様にただ表示させるだけであれば、そこまで難しい操作もありませんでした。
お好きなモデルを、青空の下で動かして楽しんでみてはいかがでしょうか。

最後までお付き合いありがとうございました。