こんにちは!
子どもと一緒に3Dやものづくりを楽しみたい、“まるいしお”です。
今回は、話題の画像生成AI「Nano Banana」で、Googleマップからランドマークのアイソメ図を作成。
さらに、それを3D生成AI「Meshy」を使って3Dモデル化に挑戦しました。
この方法なら、自分の気になる建物を、誰でも簡単に“触れる3D”として楽しめます!!
生成AIやCG、建築・旅行好きの方におすすめの内容です。
1. Nano Bananaでアイソメ図を作る
「Nano Banana」は、Googleが正式名称「Gemini 2.5 Flash Image」として2025年8月に発表した画像生成AIです。
特徴は、AIが同じ人物の顔や服装を覚えているため、複数の画像を生成しても同じキャラクターを登場させられる点です。
Nano Bananaの主なポイント
- 誰でも簡単に使える:専門知識なしで「背景を夜景にして」といった簡単な言葉で編集可能
- 人物がブレない:同じ人物の顔や服装を何枚作っても高精度で維持
- 何度でもやり直せる:生成後にさらに修正を重ね、理想の画像に近づけられる
- AI生成が判別可能:画像には目に見えない識別コードが埋め込まれている
これにより、まるで会話するように画像を自由に作ったり編集したりできます。
Nano Bananaは、Geminiから使うことができます。
https://gemini.google.com/app
まずは、入力欄の下にある「🍌画像」を選択してください。
これがNano Bananaです。
試しに、東京タワーのアイソメ図を作ってみます。
まずは、Googleマップでランドマークを検索し、その場所でアイソメ図を作るように指示をしてみました。
次に線描画に変換します。
とっても簡単に、しかも高精度でシンプルなアイソメ図を作ることができました。
余談になりますが、Nano Bananaを使えば写真から取扱説明書風のイラストも簡単に作ることができます。
「プライベートで取説なんて作らないし」という方もご安心ください。塗り絵にも応用できます👍
2. Meshyで3D化してみる
さて、話を本題に戻します。
アイソメ図ができたら、次は立体にしてぐるぐる回したくなりますよね!!
「さっそく、AIを使って3D生成!」といきたいところですが、
以前にご紹介したToripoSRのデモページが使えなくなっていたため、別の3D生成AIを探してみました。
そこで見つけたのが「Meshy」です!
https://www.meshy.ai/ja
Meshyとは?
Meshyは、画像やイラストをもとに3Dモデルを生成できるAIツールです。2Dのアイソメ図や写真をアップロードし、必要に応じてテキストで補足するだけで、立体的な3Dデータが簡単に作れます。
早速、先ほどの東京タワーの3Dモデルを生成してみます。
まずは、「作成を開始する」からアカウント登録をします。
ログインしたら、さきほど生成した線描画をアップロードします。
あとは、生成ボタンを押すだけ。
数分待つと、3Dモデルが完成します。
画像生成から5分もかからずに、東京タワーが完成しました。
今回はベタ塗りのイラストから3Dを生成してみたのですが、フレームの部分が「面」として一体化されてしまいました。
線だけのイラスト(線描画)を使った方が、細部まで正確に3D化できそうです。
ちなみに、Meshyから3Dをダウンロードするには、課金が必要なようです、、、
でも、ブラウザ上なら、いつでも生成したデータを閲覧できますので安心です。
3. 生成した作例
ここからは、「行ってみたい世界遺産」テーマに生成してみた例をご紹介します!
タージマハル(インド)
サグラダファミリア(スペイン)
松本城(おまけ)
4. まとめ
今回の流れを整理すると…
- Nano Banana → Googleマップからランドマークをアイソメ図で取得
- Meshy → そのアイソメ図をもとに手軽に3Dモデル化
地図×3Dのちょっとした実験でしたが、面白い発見がたくさんありました。
いつもとは少し違った角度で、憧れの建造物を楽しめる方法です。ぜひ試してみてください!
さいごまでお付き合いいただきありがとうございました。