こんにちは!
子どもと一緒に3Dやものづくりを楽しみたい、“まるいしお”です。
今回は、番外編として「蝋引き」にチャレンジしてみました。
3Dとは直接関係ない内容ですが、子どもと一緒に楽しめる工作としてご紹介します。
気軽に読んでいただけたら嬉しいです!
1. 蝋引きとは
「蝋引き」は、以前に書いたシーリングスタンプの記事でも少し触れましたが、あらためてご紹介します。
「蝋引き」とは、紙に蝋(ロウ)を染み込ませて、防水性や透け感を出す加工のこと。昔は文書の保護や強度アップのためにも使われていたそうです。
蝋を染み込ませた紙は、少し透明感が出て、手触りもしっとり。光にかざすと柔らかく透けて見えるのも魅力です。
2. 蝋引き手順
準備するものは、以下の通りです。
お家にあるものがほとんどなので、簡単に挑戦することができます!
- クッキングシート
- アイロン
- 蝋(キャンドルでもOK) ※カッターで削る
- コピー用紙(余分な蝋を吸い取る)
方法はシンプルです。
- 紙の上に削った蝋をパラパラとのせる
- クッキングシートで挟む
- アイロンをあてて蝋を溶かし、紙に染み込ませる(写真は別物です)
- コピー用紙を重ねた後に再度アイロンをあてて、余分な蝋を吸い取る
これで完成!本当にあっという間です。
蝋引きすると、ただのコピー用紙も透明感がでて涼し気!!紙質もしっかりします。
透明感を活かして、中に入れる便箋を工夫すると、、、
オリジナルなレターセットを作れます。楽しい!!
ちなみにこれは、鉄火メロン様の「くらげモチーフのシーリングスタンプ」に合わせて作ってみました。
3. 子どもと一緒に挑戦!!
せっかくなので、今回は子どもと一緒に蝋引きに挑戦。
子どもが描いた絵を使って、手作りのポチ袋を制作してみました。
ポチ袋の型紙に水性ペンや色鉛筆を使って絵を描きます。
子ども達が自由に好きなものを描いていました!!
イラストが描けたら、前述した通りにアイロンがけし、糊付けしたら、あっという間にオリジナルポチ袋の完成です!
子ども達もドキドキしながら自分でアイロンがけに挑戦していました。
(この写真だと透明感などが分からず残念、、、作るのに必死でした。)
ちなみに右下の茶色い袋達は、よく緩衝材として使われる茶色のわら半紙を蝋引きしたものです。
一気に風合いが増して、とてもいい雰囲気になりました!
折り紙や包装紙を使っても、簡単にかわいく作れるのでおすすめです。
4. さいごに
初めての蝋引きは、思ったよりも簡単で、そして楽しい体験でした。
紙に蝋を染み込ませるだけで、いつもの便せんやポチ袋がぐっと特別な雰囲気に変わるのが面白いです。
子どもと一緒に作ると、絵や色の組み合わせを自由に楽しめるので、工作の時間がさらに盛り上がります。
少しの工夫で、普段の手紙や小物がぐっと魅力的になるので、気軽に挑戦してみてください!
さいごまでお付き合いいただきありがとうございました。