こんにちは!
子どもと一緒に3Dやものづくりを楽しみたい、“まるいしお”です。
今回は少しずつ寒くなってくるこの季節にぴったりな OGAF様の「毛糸の編み器具」で、もりもりと毛糸を編んでみました。
テレビを見ながら、お話をしながら楽しく編むことができるので、手芸好きの方におすすめです!
1. はじめに
今回使用させて頂いたのは、 OGAF様の「毛糸の編み器具」です。
シリーズで何種類か投稿されています。

今回は「毛糸の編み器具2」を使用させていただきました。

こちらの編み器具を見ると、子どもの頃に憧れたリリアンを思い出します。
「リリアン」とは、細い糸を使ってひもを編む手芸のことです。
専用の道具に糸をかけてくり返し編んでいくと、筒状のひもができあがります。
昔から子どもの遊びや手作りアクセサリー作りとして親しまれています。実はこのリリアンの「筒状に編む」技法は、工業の世界でも応用されています。
電線の外側を保護するメッシュカバーや、ロープの補強部分などは、リリアンと同じような編み方で作られています。
手芸だけでなく産業にも使われているんですね。知らなかった、、、。
それでは、そんな編み物を楽しんでみたいと思います!!
2. 造形して、編んでみた
今回、準備したものはこちら。
- 毛糸の編み器具2 by OGAF様
- 毛糸の編み器具スティック by OGAF様
- 毛糸 ※棒針 7~9号用(百均)
※以下の手順は、ネットで調べたリリアンの編み方をもとにまとめたものです。
OGAF様の本来の意図や方法とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※作業が分かりやすいように、現物の写真をGeminiで線描画に加工しています。
写真を撮る時は、「毛糸の編み器具」を使用させていただきました。
では、さっそく編んでいきます。
はじめに、一つ目の角に毛糸を反時計回りに2重に巻き付けます。
この時、下側にある切込みに毛糸を引っかけておくと良いです。

先ほど2重にした輪の下側をひっかけて、角の奥側に外します。

次の角にまた反時計回りで2重に毛糸を巻き付けます。
そして、先ほど同じように下側の輪をひっかけて角の奥側に外します。

これをひたすら繰り返し、最初の角に戻ってきたところです。

今度は1周だけ反時計回りに巻き付け、下側の輪(1段目の輪)を角の奥側に外します。
あとは、もくもくとこれを続けます。

もくもく・・・

もくもく・・・ 
もくもく・・・楽しい

さて、ここらで終わりにしよう。と思ったら要注意です。
いきなり角から外してはいけません!
そのまま外すと、ぱらぱらと編み目がほどけてしまいます。
ちなみに、私はいきなり外しました。(やっぱりね)
編み終わったら、まずは毛糸を適当な長さで切ります。
そして、最後の段の輪にひとつづつ毛糸を通していきます。

1周ぐるっと糸を通したら、いよいよ角から外します。

完成です!
さすが編み器具を使っただけあって、編み目がきれいにそろっています。
また、目の数を数える必要もなく、無心で編めるのが嬉しいポイントです。
筒状に編み上がった作品ですが、さて何に使いましょう?
「リリアン」と検索すると、上位キーワードには「何に使う?」と出てきます。
編むのはとても楽しいのですが、編んだ後の活用に悩むのは私だけではないはず、、、。
しばらく眺めていると、円柱状のもののカバーに使えそうだとひらめきました。
そこで今回は、卓上の塩容器にかぶせてみることに。
少しねじるだけで、ぐっとおしゃれな雰囲気になります。

もちろん、私が知らないだけできっと素敵な活用法がたくさんあるはず。
ぜひ、みなさんのアイデアや使い方も教えてください!
4. さいごに
これからの寒い季節は、お家の中で毛糸を編むのもおすすめです。
無心になれるので、ぼーっとしたい時間にぴったりです。
もちろん、「編む」こと自体を目的にしても十分に満足できます。
ぜひ、お試しください!!






