こんにちは!
子どもと一緒に 3Dやものづくりを楽しみたい、”まるいしお”です。
今回は家のシーリングライトとプロジェクターを使って、お手軽プロジェクションマッピングに挑戦してみました。
この記事では、挑戦した内容や手順などをご紹介します。
- 友人や家族と一緒に楽しむための新しいネタを探している方。
- AIやBlenderに興味はあるけれど、何から始めたらいいか分からない方。
そんな方のご参考になれば幸いです。
1. はじめに
先日、関東某所にある”う〇こミュージアム”へ遊びに行ってきました。
幼少や小学生男子にはたまらない、う〇こをテーマとしたカオスな空間。
そんなカオス空間の中でシンボル的な存在が、この巨大なう〇このプロジェクションマッピングです。
写真をご覧頂くと分かる通り、下はボールプールになっていて子ども達は大はしゃぎ。
そして、その周りでただただ巨大う〇こを眺める大人たち。
そんな状況はさておき、そもそもプロジェクションマッピングとは、プロジェクターで立体物に映像を投影する映像手法です。
つまり、プロジェクターと立体物さえあれば自宅でもできるのでは?
ぼーっと う〇こを眺めながら、自宅の中で投影できそうな立体物がないかをひねり出します。
そうだ。シーリングライトがある!!
というわけで、シーリングライトとプロジェクターを使って、プロジェクションマッピングに挑戦してみることにしました!!
2. 3Dモデルの作成
まずは投影するための映像を作ります。
今回は AI を使用して3Dモデルを生成し、そのモデルを使って Blender でアニメーションを作成しました。
2-1. 3Dモデル生成AI「Shap-E」
使用した AI は、以前に「Shape-Eで動物園を作ろうとしたら、子どもに拒否された話」という記事でご紹介した「Shap-E」です。
↓↓↓ Shap-E で生成した動物達 ↓↓↓
Shap-E では、テキストプロンプトから直接3Dを生成することができます。
https://huggingface.co/spaces/hysts/Shap-E
2-2. 3Dの生成
さて、さっそく今回使う3Dモデルを生成します。
まずは地球を生成。
使い方はとても簡単。プロンプトを入力して、生成を開始するだけです。
続いて飛行機も生成します。
地球も飛行機も数十秒で生成が完了しました。早いですね。
3. 動画の作成
これで3Dが揃ったので、次は動画を作成します。
まずは、Blender に生成した3Dを取り込みます。
取り込んだだけでは色が表示されないので、シェーディングから色を設定します。
(上の画像は既に色を設定した状態です)
色の設定方法はこちらの記事で詳しくご紹介しています。
>>「デザインからモデリングまで全部AIにお任せ!part2 色を表示させる」
色の設定ができたら、アニメーションの設定をします。
最後に書き出しをして動画の作成は完了です。
完成した動画がこちら。
4. 投影してみた
いざ投影に挑戦です。
プロジェクターを天井に向け、シーリングライトに映像を投影します。
続いて投影位置を調整します。
真上を向きながらなので首が痛い。しかも調整をしている最中に子どもが動かしてくるので、投影位置を合わせるのには難航しました。
それでも何とか位置を合わせて、投影した結果がこちらです!
地球は立体的っぽい!
しかし、飛行機はシーリングライトの丸みで画像が引き伸ばされてしまい残念な感じです。
立体を活かした動画は難しいですね。
4. さいごに
今回は思いつきでプロジェクションマッピングに挑戦してみましたが、自宅でも手軽にできる挑戦できると感じました。
ただ、立体の形を活かした面白い映像を作るのはとても難しそうです。
いつかまた再挑戦したいと思います。
さいごまでお付き合いいただきありがとうございました。