こんにちは!
子どもと一緒に 3D CAD やものづくりを楽しみたい、”まるいしお”です。
モデラボにご投稿されている皆様のように、いつかCADを自由に使いこなしたい!
そのためには、何はともあれ練習あるのみ。
今回は「USBメモリ」をモデリングしてみました。
この記事では、
- 完成までの簡単な手順
- 失敗したところ
などをお伝えします。
同じくモデリングを練習中の方や、3DCADに興味がある方にご覧いただけたら幸いです。
1. ベースの作成
今回は愛用のUSBメモリをモデリングします。
256MBですが購入当時は5000円近くした気がします。懐かしい。
以前にスマートフォン(i-phone)をモデリングした時は、「図面」を参考にモデリングしました。
図面があるとそのままモデリングできるので便利ですね。
でも、身近な物の大半は図面が公開されていません。
というわけで今回は、定規やノギスを使って寸法を測りながらモデリングしました。(百均ノギスですが、、、)
まずは、ベース形状から作ります。
使用した 3DCAD は、お馴染みの「Fusion360」です。
ベース形状は3つのパーツに分けて、押し出し機能で作成しました。
ちなみに「薄い押し出し」を選択すると、差し込み部分のようにロの字で押し出せます。
たったこれだけですが、それっぽい気がしてきます。(気が早い)
2. 細部を作り込む
大まかにできたので、次は細かい部分を作り込んでいきます。
まずは差し込み部分。金属板の合わせの溝、穴、差し込む部分の黒いパーツを作ります。
溝はカット用の形状を作成して、「面を分割」で先程作ったロの字のパーツをカットしました。
次は本体部分。
本体は金属パーツに樹脂カバーが付いている構造のようです。
というわけで、先程作ったベース形状の2つのボディを結合した後にシェルで中を空洞にます。
中の金属パーツは、先程ベースの時に描いたスケッチをオフセットして作ります。
表面の印字部分は少し凹んでいるので、スケッチを書いて樹脂カバーを切り取ります。
文字はテキストで描いた後に、押し出しでソリッド化しました。
ここまでの状態でレンダリングするとこんな感じ。
だいぶ出来てきましたが、このままではカクカクして微妙です、、、
最後に忘れちゃいけない「フィレット」!!
角をフィレットで丸くします。
全体にフィレットをかけて、マテリアルを設定したら完成!!
後ろの部分。
ロゴはこっそりモデラボとさせて頂きました^_^
差し込み部分。
3. さいごに
記事にしながら見直すと、現物と違う形になっていたり、もっとこうした方が良かったかなぁという部分があったり、、、考え出すときりがありません(汗)
でもとりあえずは、こうして形になる達成感を得ながら、色んな物に挑戦してステップアップしていければと思います。
この3Dモデル「USBメモリ」をモデラボにアップさせて頂きました。
つたないモデルですが、もしよろしければご覧ください。
さいごまでお付き合いいただきありがとうございました