こんにちは!
北澤です。
今回は、
(勝手に)モデラボ製品コラボ企画
として、
モデラボ製品が合体したフック作り
の様子をお伝えします。
お付き合いの程どうぞよろしくお願いいたします。
事の経緯
以前Fusion360にSTLデータを取り込んでみたことがあるのです。
普通に編集できると思い行った訳ですが、細かな三角の面がたくさん出現!あたふた。
メッシュデータを編集するに、どこをどう選択したら良いのかも分からず、手を付けることが出来ませんでした。
「Fusion360でSTLデータを編集するのは無理だ・・・。」(あくまで北澤目線)
そんな諦めが生まれて数か月・・・。
ある日、モデラボTOPICSに掲載されたまるいしおさんのこちらの記事を目にします。
おもしろ立体「クラインの壺」を造形してみた!
ダウンロードしたSTLデータを分割している!!すごい!!
すかさず手順をお聞きしたのは言うまでもありません。(メッシュコマンドの修正→平面切断で出来ました!感動~)
他にも、私でも出来る簡単な編集手順を教えて頂く中で、おこがましくもモデラボ製品とのコラボを思い付きました。
先ずは有孔ボードに取り付けるフックからいかがでしょう。
STLデータを編集
数あるモデラボ製品の中から、今回は
けずる様の
肉球コースター
をダウンロード。
素敵な作品をありがとうございます。
こちらにフック部分を足して”肉球フック”を作成していきます。
ダウンロードしたデータをFusion360に取り込みます。
移動コマンドで、フックを足したい背面を上部に設定します。
サイズは尺度で調整します。
今回は輪ゴム用フックを想定。
肉球サイズが20㎜×20㎜あれば良さそうです。
尺度係数を指定するのに手こずっていると、
「先にスケッチ好みの大きさを作成し、それを目安に調整しても良いですよ。」
と教えて頂きました。
なるほど!分かりやすいです。
有孔ボードの穴が8㎜でしたので、その大きさに合わせてフック部分を作成します。
スケッチで肉球背面に円を作成。
直径10㎜、押し出し10㎜で設定。
こちらはストッパーの役割として、ボードの穴より大きくしています。
次に、ボードの穴に入る部分を作成します。
同じくスケッチの円で直径7㎜、押し出し10㎜に設定。
取り込んだデータを編集するのは難しいとばかり思っていましたが、何とか形に出来ました。
この肉球フックが有孔ボードに付くと思うと、楽しみで仕方ありません。
造形・使用
造形するにあたり、可愛い肉球が下側になってしまうため、今回は”ラフトなし”を設定します。
加えて、マスキングテープを貼っておくと反り防止&表面がフラットになり仕上がりが綺麗と教えて頂いたのでさっそく実行。
さて、出来上がりはいかに?
う、薄い・・・!
サイズを小さくしたので、当然厚みも薄くなります。
が、想像以上に薄いです。
薄いけれど、反りは少ないように見受けられます。
肉球は滑らかな表面にうっすら認識できます。(分かりやすいように着色しました。)
マスキングテープ効果が実感できます!
フック部分はしっかりと造形できているので、期待できるのでは!
それでは有孔ボードにはめてみます。
緩い・・・!!
もう少し太くても大丈夫ですね。
入らないよりは良いか・・・と前向きに捉えることにします。
ストッパー目的で作成した段差が効いています。
この形状はバッチリですね!
輪ゴムを掛ける目的であれば問題なく使えそうです。
試しに重さのある物をと、ストップウォッチを掛けてみました。
意外と耐えてる・・・。
とは言え、掛けた物を外す際にフックも一緒に外れていては意味がないので、改善の余地ありです。
さいごに
モデラボ製品が合体したフック作り、いかがでしたでしょうか。
一度で思い通りとはいかないですね。
お忙しい中色々と教えて下さったまるいしおさん、いつもありがとうございます。
上手く調整して完成形に持っていきたいところです。
きっと素敵なフックが出来るはず!
お付き合いいただきありがとうございました。