こんにちは!
北澤です
今回は
憧れを眺める!~槍ヶ岳の立体模型その①~
新たな挑戦~槍ヶ岳の立体模型その②~
の続きとして、
槍ヶ岳立体模型その③
をお届けしたいと思います
※クリックするとページへ飛べます
その①・②併せてご覧いただけたら幸いです
さて、前回その②では自力で何とか蓋をモデリングしたものの、限界を感じ、不安を残した終わりとなりました
”失敗して材料を無駄にしたくない”
”そもそも、このモデリングで蓋として使える⁇”
”自分のアイデアを自分で形にしてみたい”
・・・様々な気持ちが交錯し、造形する前にプロの目で確認して頂きたいと強く感じました
お忙しいのを承知でスタッフさんに相談した所、快く対応して頂きました・・・感謝!!
作成したモデルの形状を見てまず一言
「厚みは5㎜もいらない」
確かに、上に乗せるだけの蓋に強度はあまり必要ありません
そして、見えない部分に樹脂が中までぎっしり詰まっている状態でしたが
「中をくり抜くことで軽量化が出来る」
なるほど!コストを抑える事も大切ですね
と、いうわけで、厚みと形状を見直しつつ、丸み部分の確認方法も教えて頂きました
ここが合わないと無駄になってしまう丸み部分
私は画面上で何となくの確認をしていました
それが合っているのかも分からず、不安が増す結果に・・・
紙印刷で確認するのが確実とのことで、丸み(=フィレット)を調節しながら実際にプリントして頂きました
尺度は1:1にする事を忘れずに
実際のサイズでこの様に印刷される為、実物を当てて形状が合っているかしっかり確認することができます
次に、中をくり抜く作業です
まず、編集する為にスケッチ線にします
投影→プロジェクト
編集したい辺をクリックして
オフセット
チェーン選択 チェックを付け寸法を確認し→OK
オフセットでスケッチの線が描けたら
作成→押し出し
でボディを切り取ります
編集が終了したら、STLファイルとして保存します
うまく造形できますように・・・
造形が完了し、すぐにキャニスターに合わせてみました
あれ?
想像していたよりも少し余裕がある・・・
画面で設定するのと、実際に造形するのでは多少の誤差が生じるのかもしれません
ピッタリとはいかず、やはり難しいものですね・・・
周りにポンポンをぎっしり付けた為、入れ込むのが大変でした・・・
これだけきつければ、水を入れた際に模型の浮きを阻止してくれそうです
”槍ヶ岳を邪魔しない蓋にしたい・・・”
”薄いものであれば存在感なく馴染みそう”
そんな思いから始まったスノードームの蓋作りでしたが、何とか完成させることができました
こだわりの詰まった(?)スノードーム
お部屋で眺めて楽しみたいと思います
皆様、槍ヶ岳の立体模型その①・②・③とお付き合い頂きまして誠にありがとうございました
おまけ
槍ヶ岳コラボレーション
~日の出と共に~
美しい・・・!
いつか登ってみたい槍ヶ岳
憧れが一層強くなりました
さいごに
素敵な作品をありがとうございました
またの投稿を楽しみにしております