こんにちは!
子どもと一緒に 3D CAD やものづくりを楽しみたい、”まるいしお”です。
からくりを使ったオリジナルのおもちゃを作ってみたい!!
そんな目標に向けて、牛歩のごとく少しづつです勉強中です。
第4回の今回は「リンク機構」を使って、ちょっとしたおもちゃを作ってみました!
・からくりに興味がある
・手作りおもちゃを作ってみたい
そんな方にご覧いただけたら幸いです。
1.リンク機構とは
リンク機構(リンクきこう)とは複数のリンクを組み合わせて構成した機械機構のことである。
リンクもしくは節と呼ばれる変形しない物体が、ジョイント(同様の意味で、対偶という用語が使われる場合もある)もしくは関節と呼ばれる可動部分により接続され、1つ以上の閉路を構成するものである。*
う~ん。文字だと難しい・・・
例えば、こんな感じのものを「リンク機構」と呼ぶそうです。
遊園地にこんな動きをするアトラクションがあったような・・・
他にも、身近なものにもたくさん使われています。
- 自動車のワイパー
- 電気スタンドのアーム
- 傘の骨組み
あれにもこれにもリンク機構が!
新しく”知る”と、身近なものにも新たな発見ができて面白いですね。
2. 色んなリンク機構
一口にリンク機構と言っても、その動きは二次元の単純なものから三次元の複雑なものまで、色んな動きがあるようです。
試しにいくつかCADで作ってみました。
使ったのはお馴染みの Fusion360 です。
まずは先程と同じく、4節リンク機構。
先ほどは平行に動いていましたが、こちらは辺の長さが違うので動きも変わっています。
次は電気スタンドでお馴染みの動き。
何だか、謝る気がない人のお辞儀に見えてきた・・・
続いてマジックハンドの動き。
簡単なものばかりですが、それでも色んな動きができることが分かりました!!
3. おもちゃを作ってみる
最後にマジックハンドの動きを使って、簡単なおもちゃを作ってみました。
準備したものはこちら。
材料は、厚紙とコピー用紙、竹串だけです。
はい。
ご想像通りのものが出来上がるので、少々お待ちください。
リンク機構にイラストを貼ります。
完成!!
さっそく、動かしてみます。
いかがでしょうか。
ご想像通りのものができたでしょうか?
ちなみに、子どもはイラスト込みのおもちゃとしてよりも、
リンク機構自体の動きに興味があるようでした。
4. さいごに
名前が難しそうな「リンク機構」。
でも、知ってみると意外と簡単で、身近なものだということが分かりました。
まだまだこれからも、オリジナルのからくりおもちゃに向けて
がんばりたいと思います。
さいごまでお付き合いいただきありがとうございました。
出典
*「リンク機構」『ウィキペディア日本語版』最終更新 2023年8月28日 (月) 11:50 (UTC)