こんにちは!
子どもと一緒に 3D CAD やものづくりを楽しみたい、”まるいしお”です。
今回は 、とっても簡単!
Blenderを使った、ぷるぷる動くゼリーの作り方をご紹介します。
注意:これはCGの作り方です。本物ではありませんのでご注意下さい。
CGに興味がある方、日々の癒しを求めている方にご覧頂けたら幸いです。
ぷるぷる動くゼリーは無心で見ていられます。
今回の作業環境は以下の通りです。
Blender ver 4.0
windows 10(Intel Core i5 / RAM 8.00GB)
GPU もなく、ふつうのPCです。
このPCでどこまで処理できるかも含めてご紹介したいと思います!
1. ぷるぷるゼリーの作り方
まずは、モデルを準備します。
Shift + A キーで立方体(ゼリー)と平面を作ります。
画面右側のトランスフォームで、立体を平面から浮かせておきます。
これでモデルの下準備は完了。
次は、ぷるぷるさせる設定をしていきます。
平面を選択した状態で、物理演算プロパティの「コリジョン」をクリックします。
これを設定しないと、ゼリーが平面をすり抜けてしまいます。
続いて、ゼリーを選択した状態で物理演算プロパティの「ソフトボディ」をクリックします。
このソフトボディがぷるぷるを発生させます。
ソフトボディを追加すると下にメニューが増えるので、「ゴール」のチェックを外します。
これでゼリーが落下するようになります。
続いて、辺 にある値を変更します。
今回は「引く」と「押す」を 0.5 にしましたが、ここの値を変更することでぷるぷる具合を調整できます。
ここで一度、画面中央下の再生マークを押して、動きを確認してみましょう。
上手くいったかと思いきや・・・つぶれましたね。
少し柔らかすぎたので、 辺 の中にある「剛性」にチェックを入れます。
ついでに、オブジェクトの「重さ」も変更します。
10kg のゼリー爆誕です。
これでもう一度、再生してみましょう。
いい感じでぷるんぷるんしていますね!!
楽しい。
もっとゼリー感を出すために、マテリアル(表面材質)を設定してレンダリング(書き出し)してみました。
ちなみに、このたった10秒程度の動画。
書き出すのに何分かかったと思いますか?
約180分です。
画質やサイズを大幅に下げてこの時間、、、
私のPCではCG動画は無理だという事が分かりました。残念。
でも、レンダリングせずにBlender上でぷるぷるさせる事はできます。
それだけでも子どもは大喜びでした!!
2. さいごに
今更ですが、こんなにバウンドする物体は、もはやゼリーではありませんね。
そもそもゼリーを作ると言っているのに、ゼリーを落下させるという時点で間違っていました。
記事を書きながらそんな事に思い至った次第です。
それはさておき、ソフトボディのパラメーターやゼリーの形状、位置など、あれこれ変更すると色んなぷるぷるゼリーを作ることができます。
簡単にCGデビューできるので、ご興味がありましたらぜひお試しください。
さいごまでお付き合いいただきありがとうございました。