こんにちは!
北澤です。

今回は、ゴルフの必須アイテム
”ゴルフマーカー”
を作ってみた様子をお伝えします。

ゴルフマーカーとは?

ゴルフでラウンドする際、グリーン上のボールを拾い上げる時の「目印」として置く製品です。
ボールマーカーとも呼ばれます。※TOP画参照。

様々なタイプがありますが、TOP画の物は直径4センチ・厚み3ミリ程でしょうか。
グリーンに差し込める形状の製品もあります。

ある日、ネットショッピングで”名入れゴルフマーカー”なるものを目にしました。
漢字やイニシャルが刻まれたマーカーのお洒落な事!

ネットでポチっと購入するのも良いけど・・・
自分の書いた字で作ってみたら、面白そう!
そう思い立ち、直筆名入れマーカー作りにチャレンジです。


筆文字をデータ化

筆ペンが好きな北澤は、筆文字を選択。
”澤”まで入れたいと考えたのですが、製品の大きさから(今までの経験から)細かい文字は向いていないと思い、”北”の一文字で勝負!
ちょっと味のある書体を意識して書き、選びます。
スキャンで取り込み、勝負の一文字を切り取ります。
フリーソフトの”GIMP”で編集しました。

”北”をSVGデータにするため、フリーソフトの”inkscape”にて”ピットマップのトレース”を行います。

SVGデータとしてエクスポートしておきます。


マーカーをモデリング

”Fusion360”でマーカーのデータを作っていきます。
はじめに”北”を取り込みます。
挿入→SVGを挿入
自分の筆文字が画面上に現れてちょっと感動!

スケッチ→円
円の直径を指定し、文字と位置を合わせます。

スケッチと”北”データを使って、どんな種類が出来そうか私なりに色々と試行錯誤してみました。

そして、これまでも何かと失敗の多い北澤。
直筆の”北”が失敗してしまった時のために、保険をかけます。
印鑑で使われる書体なら大丈夫だろうと、ひとつ作っておきました。
(データ化、取り込みの手順は”北”と同じです。)


データ完成

こうして出来上がったのがこちらの3種類です。
中々素敵ではありませんか!?
造形が上手くいき、筆文字の味わいも出せたら、かなり嬉しい!
出来上がりは果たして・・・。

次回~名入れゴルフマーカー②~では、造形から使用してみた様子をお伝えします。
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。