こんにちは!
北澤です。

今回は

ロボ様
ハンディ偏光グラス

を造形しました。
※クリックするとページに飛べます。


偏光板で遊ぶために作ったグラスフレームです。
パソコンやテレビ(いずれも偏光フィルムが組み込まれている)の前に透明な素材をかざすと虹色に見えます。
タブレットやスマホでも見えますが、保護フィルムの有無や製品により綺麗に見えないことがあります。
原理は「偏光万華鏡」「偏光顕微鏡」等でググってください。

1. グラスを通してパソコン/テレビのできるだけ白い画面を見て、グラスを裏返したり回したりして一番暗く見えるようにする
2. 画面の前に透明なプラスチック/ビニール製品をかざすと虹色に見える
3. さらに透明製品やグラスを回すと色が変わる

Amazon等で10枚入り\1,000程度で売っている8cm×8cmの偏光板(粘着面なし)を縦横半分の4cm×4cmに切ってはめこみ、上から接着剤を塗った蓋をかぶせて固定します。


はじめに

まず、偏光板って何?
ハンディ偏光グラスに使おうと購入した品に、下記の通り説明がありました。

偏光板には目に見えない”一方向に並んだ細かい溝”がたくさん入っています。
この溝によって1つの方向に振動している光だけを通すことが出来ます。この性質を”偏光”と呼びます。

あらゆる方向に進んでいる光をふるい分ける、というイメージでしょうか。
普段は見えないけれど、偏光板を通り抜けた光の色だけが目に見えるようになる・・・。
身近なようで意外と知らない、光の不思議を体験したいと思います。


造形・使用

説明通りの手順で、組み立てていきます。

組み立て完了!


違いを見ていこう

早速、透明なプラスチック、ビニール製品を集めてみました。
厚みのあるもの、ぼこぼこしているもの、少し色のついているもの・・・。形状も様々ですが見え方が変わるのでしょうか。
楽しみです!

偏光グラスをパソコンの前にかざし、偏光板が一番暗く見える位置を探します。

はじめは、小分けに便利、チャック付きポリ袋。
虹色が現れた!

凹凸のある卵のパックの見え方がすごく面白いです。
万華鏡を覗いているみたいですね。

少し色の付いたプクプクシール。
薄いピンク色でも、綺麗な虹色に見えます。

では、青色のデザイン定規はどうだ!
・・・虹色が少し濃く見えるような?
透明なプラスチックのコップは、虹色は確認できず・・・。
形状の違いでしょうか。
でも、光は通していますね!

こちらの爪やすりは透明ですが光も通さず見え方は真っ黒なままです。
試験管も同じでした。
透明なら見えるという事でもなさそうです。

そんなこんなで母が遊んでいたら、子供達も一緒になって使い始めました。
虹色に見えたり見えなかったり・・・。
なぜ?を体験し自分で原理を調べるのも、良い学習になりそうです。

気軽に光の不思議を体験できる偏光グラスに、すっかり虜になりました。


さいごに

ロボ様

ハンディ偏光グラス

素敵な作品をありがとうございました。
またの投稿を楽しみにしております。