リクエストボートに応えたい！～椅子のモデリングに挑戦 ①～

こんにちは！ちょこっとだけCAD経験のある主婦の”まるいしお”です。

突然ですが、モデラボのトップページにある「リクエストボード」を、ご存じでしょうか？

リクエストボードは、「3Dデータを利用したい人・買いたい人」と「依頼に応えてくれる人」をつないでくれる、夢のようなコンテンツです。

この記事では、いつの日かリクエストにお応えできることを目指して、モデリング初心者の筆者がモデリングに挑戦する様子をお伝えします。

など、初心者ならではの、つまづきポイントをご紹介します。

１．はじめに

今回はリクエストボードのご投稿の中から、
「アニメに出てくる王様の椅子を下さい！」にお応えすることを目指し、モデリングに挑戦しました。

細かな装飾が美しい素敵な椅子で・・・とても難しそうです（汗）

サーフェスを使ったモデリングは、学生時代に少しかじった程度。それもはるか昔のこと。
私の稚拙なモデリング技術では、いきなりこれを再現するのは厳しい！！

ということで、まずはシンプルなソファを作り、それをベースに装飾を加えたりして、徐々に完成形を目指していきます。

早速、STEP１の「ベースのイス」のモデリングに挑戦してみました。

あーでもない、こーでもない。
混沌とした作業の一部始終がこちらです。

背もたれ上部の辺りで面を作っては消して・・・。自分でも謎の行動。
大雑把にモデリングの流れを整理すると、

そんなこんなで完成した椅子がこちらです。
所々、カクカクしているのが気になりますが・・・

背景をつけて、レンダリングしてみました。

今回、モデリングをする際につまづいたポイントは星の数ほど・・・。
その中から、初心者あるあるのポイントを２つご紹介します。
（”初心者あるある”ではなく、”大雑把”なせい、という説もありますが（汗））

スイープやパッチで面をはる時や、面と面でトリムしようとした際に、エラーが出て実行できない。
そんな時は、拡大してよくよく見ると、端点と端点・面と面の間に「隙間」が・・・。

「隙間」があるとエラーで起きるので、その隙間を無くすように修正する必要があります。
端点にスナップさせるなど、細部までしっかりとおさえて作業することが大切ですね。

ミラーリングすると、対象面で面が折れることが多々あります。
「面が折れている」ていると、面に「線」ができます。
言葉の通り、その線で面が「折れている」のです。

これを解決する方法はいくつかありますが、
パッチを使う場合は、隣接する面との「連続性」を指定すると、折れることなく面をはることができます。
また、その際は使用するエッジ自体も、隣接する面と接線もしくは曲率連続である必要があります。

初めてFusion360でサーフェスモデリングに挑戦しましたが、
ソリッドモデリングと比べると、思うように形が作れなかったり、エラーの連続だったりと、難しさが増した気がします。

その反面、自由度が高く、モデリングしていて楽しいと感じました！！

今回は、何とか椅子の形にすることはできましたが、目標とするリクエストの椅子とはほど遠く…
いつの日か、リクエストにお応えできるように、少しずつ完成を目指していきたいと思います。
応援よろしくお願いします！！

まるいしお