こんにちは!ちょこっとだけCAD経験のある主婦の”まるいしお”です。
日頃から職場や家庭で感じている、ちょっとした不便なことやお悩みを
3Dプリンタを活用して解決していく「3Dプリンタで解決し隊」!
前回に引き続き、洗面所のコップ置き場のお悩みを解決していき隊と思います。


3Dプリンタで解決し隊!~コップホルダー chp.2~

1.Fusion360によるモデリング

前回作成した簡単なイメージ図をもとにモデリングをしていきます。
今回はフィギュアの様な可愛らしさのある形状としたいため、Fusion360のスカルプト機能※を使いたいと思います。

※スカルプト機能とは、3DCADなどで自由曲面を作成する際に用いるモードで、
粘土をこねるようにモデリングをすることができる機能。

さて、スカルプト機能を使うのは初めての”まるいしお”です。
まずはインターネット等で少し勉強。
ふむふむ。球体や円柱の様な基本形状から、引っぱったり、押し込んだりして作成していく感じのようです。
というわけで、こんな手順で作っていってみたいと思います。

・・・・・うぅうううぅうううぅうう???(試行錯誤中)

はい。完成しました!!

嘘です。ごめんなさい。
粘土のようにウネウネと変化する曲面と、どうしてもお友達になれず早々に断念してしまいました。
特にコップを保持するための腕・・・
コップを支えるための寸法を守りながらモデリングするのは、初心者には難しすぎました。
実力不足が身に染みたところで、Youtube等でスカルプト機能のお勉強を続けます。

2.モデリングに再挑戦

そんなこんなで、自分の実力を知ったところで修正したイメージ図がこちら。
腕と吸盤固定部はソリッドを押し出して作成。
せめてもの気持ちで、顔だけはスカルプト機能で作成していきます。

簡単な作成手順がこちらです。

①顔の輪郭を作成[コマンド:円柱] →②顔の表面を作成[コマンド:穴の塗り潰し]
→③耳や鼻を作成[コマンド:修正] →④鼻や目を作成[コマンド:面分割+プレスプル]
→⑤顔の完成 →⑥腕と吸盤固定部を作成[コマンド:スケッチ+プレスプル+フィレット]

完成したデータをレンダリングしたものがこちらです。
今度はイメージ図と近い形状になったのではないでしょうか。

次回はこちらを使って、3Dプリンタで造形してみたいと思います。
さて、お悩みは無事に解決されるのでしょうか?
どうぞ、応援よろしくお願いします!!