自転車用センタースタンドのカバーです。
AmazonやMonotaroで購入できます。
高価ですがその分頑丈に作られています。リアキャリアに数十キロの荷物を載せて使う配達用途みたいなハードな使用方法だと他社類似品だと数ヶ月でへし折れましたがこれは一年以上使えてます。
しかしいくら頑丈でも一日に何十回も乗り降りしていると徐々に足が磨り減ってきて前輪が下がってきてしまい、遂には接地するようになったので作りました。
他社の類似品のスタンドは高さのアジャスト機能がボルトで可変式ですが、この商品は適度な高さに足を切断して下さいとスパルタンな仕様です。
ですので一度磨り減ると取り返しがつきません。
このカバーを装着すると30mmほど高くなります。20インチの自転車で前輪が接地しているぐらいの状態で使用すると丁度いい高さに戻るよう作りました。
別バージョンの10mm版も作りましたので、現在は特に問題がないけどこれ以上摩耗したくない場合はそちらを使用します。
角度は考慮してないので取り付けた後接地面に合わせてヤスリかサンダーで削ると安定性が増すかもしれません。
別に削らなくても普通に使えるし、使ってるうちに地面に合わせて徐々に削れてくるのでどちらでも良いと思います。
外すときはチッピングハンマーで叩けば外れます。
写真で使用しているフィラメントは高硬度TPUのLONGSELL TPU(ショア硬度72D)です。
TPUにしては硬いですが積層面を無理矢理曲げても破断しない優れた材質だと思います。
PLAは止めたほうが良いと思います。
ABSの場合向きを考慮すれば大丈夫かもしれません。横から強い衝撃を受け続けるので立てて印刷すると積層面から割れてくるかもしれません。
一応製品には標準で足カバーは付属しますが、柔らかいゴム製ですぐに破れるので使い物になりません。