こんにちは!ちょこっとだけCAD経験のある主婦の”まるいしお”です。
今回は以前ご紹介したtinkercadの機能のひとつである「レンガ」機能に挑戦!!

「レンガ」を使えば、ワンクリックで3Dデータをブロックのように変換することができます。
今回は、このレンガ機能を使用して変換したデータを見ながら、実際にブロックを組立してみました!
その様子をお伝えしたいと思います。


1.3Dデータからレンガへ変換

  1. まずは3Dデータを準備します。
    今回はモデラボからフォルムがカッコいい、つちのこ@ロボ部様のデータをお借りしました。
    つちのこ@ロボ部 様 「三十三式戦車」
  2. tinkercadの「インポート」を選択し、配置したいSTLデータをインポートします。
  3. 画面右上にある「レンガ」のアイコンを押下する。
    これで変換は完了!とっても簡単です!!

それにしても「レンガ」と言いつつ、アイコンはブロックに見えるので少しややこしいような。。。?
ちなみに、横に並んでいるアイコンを押すと以下の機能に切り替えが可能です。

  • 3Dデザイン: モデリングが行える。(初期画面)
  • ブロック: マインクラフト※1の造形物ように変換してくれる。

※1 マインクラフトとは、3Dブロックで構成された仮想空間の中で、ものづくりや冒険が楽しめる小中学生の間で大人気なゲーム。


2.レンガ画面の紹介

「え、これだけ!?」というくらい簡単にレンガへ変換ができました。
続いてレンガの機能を少しご紹介します!

まずは、左上のアイコンで1倍、2倍、3倍にブロックの粒度を変換できます。
やはり粒度が細かいほど、かっこいい形状になりますね。

お次は、「レイヤ」ボタン。
このボタンを押すとレンガの階層ごとに表示してくれます。
実際にブロックの組立をする際はこちらを見ながら作業すると良さそうです。


3.組み立ててみる

今回は「1倍」で組立に挑戦してみます。
こんな感じでパソコンの画面でブロックの数を確認しながら作業を進めます。
ちなみに、ブロックは百均で買ってきたものを使いました。

たった7階層で簡単そうに見えても、レゴやブロックで遊んだ経験がほとんどないせいか、
「あれ、このパーツ・・・宙に浮いてる???」
「このパーツは間違えたから、一度外して・・・って、あぁぁ大部分が崩れた!!」
「ん?凸の数が足りない。あ!下の段でブロックの数間違えてる!!」
と、四苦八苦しながら組立を進めます。
そしてなんとか完成!!

途中、灰色のブロックが足りなくなってしまい、白にしたので少し分かり難いですが、
参照したレンガ表示のものと同じ形状を作ることができました。
ただ、「1倍」では肝心の主砲がデータ上で変換されていないので、オリジナルと見比べると別物に。
というわけで、ブロックの色を含めて手直ししたのがこちら。

少しはそれっぽくなったでしょうか?
Thinkercadを参照してベースとなる形状を作ってあるので、
ブロック初心者の私でも最終的にそれらしい形状にすることができました。
ただ、オリジナルとはかけ離れた物に・・・つちのこ@ロボ部様申し訳ありません。


4.さいごに

今回、Thinkercadの「レンガ」機能を使用してみて、変換がとっても簡単なことに驚きました。
いままでレゴやブロックで遊ぶ際は、お手本通りの物だったり、
平面的な物しか作ることができなかった私でしたが、
この機能を使えばもっと立体的でオリジナルな形状も組立ることができそうです!!
そんな想像力をサポートしてくれる、とても面白い機能だと思いました。

ちなみに、今回はPCを見ながら組立をしましたが、Thinkercadはオンラインで動くCADソフト!
タブレットでも見ることが可能なので、お好きなところで作業することができます。
ぜひ夏休みなどに、お子さんと一緒にモデリング、組立に挑戦してみてはいかがでしょうか!?

最後になりましたが、素敵なデータを投稿下さいました、
つちのこ@ロボ部様ありがとうございます。
また素敵なデータの投稿お待ちしております。