TOPICS記事でおなじみの 北澤、なを、まるいしお のドタバタ主婦3人組が、3Dプリンタ「KOKONI EC2」での造形に挑戦!!
この記事では、造形の様子や使った感想をご紹介します。
書き手は、机の上がすぐに散らかる ’まるいしお’ でお伝えします。


目次

  1. KOKONI EC2について
  2. 本体とスマホを接続する
  3. モデルを選ぶ
  4. 造形してみた
  5. さいごに

1.KOKONI EC2について

今回使用させて頂いた3Dプリンタは、
家庭用エントリーモデルの3Dプリンタ「KOKONI EC2」(2023年10月 発売)です。

小さくてかわいい!!

でもかわいい見た目に反して、実は最先端テクノロジーを搭載したすごいやつなんです。

なんと、アプリを使えば AI によるモデリングが簡単に行え、そのまま造形できるんです!
従来のように自分でモデリングを学ぶ必要がなくなり、初心者や子どもでも手軽に造形が楽しめます
すごいですね。

ちなみに内部はこんな感じ。
造形テーブルは磁石で本体に固定でき、最大で 100 x 100 x 60 mm までの造形が可能です。
少し小さめではありますが、お好きなマスコットやチャームなどの造形には十分そうです。

フィラメントはケースに格納して本体の後ろ側にセットします。
ちなみにケースのねじを外してフィラメントを交換することも可能です。


2. 本体とスマホを接続する

それでは、さっそく本体とスマホの接続から始めます。

KOKONI EC2は、スマホアプリを使ってのみ造形が可能です。
アプリをダウンロードし、接続を試みますが、、、

機械音痴なドタバタ主婦3人組。
今回こそはスムーズに造形できるかと思いましたが、定番のドタバタです。

接続手順については、また別記事にてご紹介したいと思います。


3. モデルを選ぶ

四苦八苦しながらもなんとか接続が完了し、いよいよ造形に挑戦です!

冒頭でAIによるモデリングの機能についてご紹介しましたが、KOKONI EC2には他にも2000以上のモデルが登録されているライブラリも完備されています。これは本当にすごいですね!

まずは、初めての試みなので、ライブラリからモデルを選んで造形してみることにしました。

接続が完了した後は、非常に簡単!
アプリ内でサイズ調整や切断などの基本的な操作や造形設定が可能で、スライサーソフト(*1)と同様の機能を備えています。

ただしノズルの口径や積層ピッチの変更はなどはできない仕様となっています。
その分、設定項目が少なく操作がとてもシンプルなので、初心者でもすぐに使いこなせそうです!

ちなみに、キャリブレーション(*2)も不要で、セッティングは自動で完了します。

*1. スライサーソフトとは、3Dプリンタ用のデジタルデータをプリント可能な形式に変換するためのツール
*2. キャリブレーションとは、プリンタが正確に動作するための調整プロセス。


4. 造形してみた

そんなこんなで、造形を開始。
ワクワクドキドキ(ときどき子どもの話を)しながら造形の様子を見守ります。

造形したものがコチラです。


5. さいごに

KOKONI EC2を使ってみて、以下のような方に特におすすめだと感じました。

  • 初心者や子ども
    簡単な操作で直感的に使えるため、初めての3Dプリンタにもぴったりです。また、ケーシングされているため熱くなく、安全に使用できます。
  • 家の中で肩身の狭い思いをしているモデラ―の方
    キャリブレーションが不要で持ち運びも簡単なので、普段は収納しておけます。場所を取らず、気軽に取り出して使うことができます。
  • 既に3Dプリンタを持っていて、2台目以降を検討中の方
    STLデータなどの手持ちのデータからの造形はもちろん、AIモデリングなどユニークな機能があり、周囲の人からの関心を引くこと間違いなしです。

今後、今回はご紹介できなかった、メイン機能であるAIモデリングなどもご紹介していきたいと思います。

さいごまでお付き合い頂きありがとうございました!