こんにちは！
北澤です。
今回は、
～カーテンのコードクリップ①～の続きとして
～カーテンのコードクリップ②～をお届けします。
①では、ロールカーテンのコードクリップの破損をきっかけに、子供と一緒に変わり種コードクリップ＝サカナの形をしたクリップっぽいものを造形してみた様子をお届けしました。
あれやこれやと言いながら何とか形になり、あとは造形してみるだけ・・・というところで
「サカナに模様を付けたい。」
との要望が！
ハードル高いなぁ・・・と思っている間に、隣でイメージを描き始める娘。
こ、これは頑張るしかない。
という事で早速やってみます！
模様付け
イメージを参考に、線分で描いていこうと思います。
下部分が私が描いた線。
上部分が娘が描いた線。
上手です！
描いた線を押し出し、一応模様を付けることができました。
ただ、クリップのサイズ自体が小さい為、少し不安が残ります。
造形してみると・・・
ただのザラザラした表面になってしまいました。
目を凝らせば模様らしき線が辛うじて確認できますが、イメージとは程遠い仕上がりです。
そして、切れていたら良しと思っていた口の部分は線のみ。全く切れていませんでした。
そういえば、細かなモデリングをする時はノズルの口径を考慮すると教えて頂いた記憶が・・・。
ノズル口径よりも細い線・細い溝を設定したらこうなるのは当然でした。
さてどうしようか・・・と悩んでいると、その日一緒にいたまるいしおさんが助け舟を出して下さいました。
まるいしおさん「中をくり抜いた形状にして、ビーズが入るようにしたらどうでしょう。」
北澤「良いですね！想像しただけで可愛いです。」
娘こだわりの模様が叶えられなかった代わりに、ビーズでご機嫌を取りたいと思います。
まるいしおさんを巻き込んでドタバタと出来上がった物がこちら。
コードの入り口部分を広く修正し、外枠をオフセットして立ち上げました。
さあ、出来上がりはいかに・・・！
綺麗に出来ました！
まるいしおさん、さすがです。ありがとうございます。
従来のコードクリップと同じように機能してくれることを期待して、取り付けます。
取り付けてみた
コードが入った！
コードをまとめられた！
形にこだわったサカナ。
カーテンのコードクリップとして役割を果たすことができました。万歳！
装飾してみた
機能面をクリアできたので、装飾といきます。
娘好みに仕上げました。
カーテンを開けると、差し込む光がキラキラ反射します。
新しいカーテンのコードクリップは、大満足の品となりました。
さいごに
コードクリップの破損をきっかけに、代わりの物を考えて作ってみる良いチャンス！とモデリングから挑戦してみた今回。
Fusion360で何となくモデリングは出来たものの、細かな注意点に意識がいかず、反省点が多く出ました。
反面、子供と試行錯誤しながら、形から模様の付け方まで一緒に考えて作ることができたのはいい経験になりました。
工夫するって、楽しいですね。
今後も皆さんに教えて頂きながらまた挑戦してみたいと思います。
～カーテンのコードクリップ～
①・②とお付き合い頂きましてありがとうございました。
