こんにちは!
北澤です。

先日、自宅のロールカーテンのコードをまとめているクリップが壊れました。
窓を開けている時に風を受けて壁に当たったのか、フックの部分が根元から折れてしまっています。

破損前は、フックにコードを掛けておき、クリップでまとめる、というように使用していました。
う~ん・・・。これだけ柄が細ければ、少しの衝撃で折れてしまうのも仕方がないのでしょうか・・・。。

フック部分が無い状態(左)でも何とかまとまる為、このまま使っていようかなとも思ったのですが、これは自分で作ってみるいいチャンスでは!?
そこで今回は、子供と一緒に変わり種コードクリップの作成にチャレンジしてみます!


形を決めよう

コードクリップを計測し、サイズを参考にします。

約60mm×10mm×8mm

形はどうしましょう?
コードを入れ込む切れ目の部分が要ですので、ここは似た形状で作りたいと思います。

子供とアイデアを出し合う中で良いと思ったのが、”ハート””サカナ”です。
どちらも、切れ目部分を上手く取り入れることが出来そうだと思いました。

どちらも捨てがたかったのですが、「クリップが細長いから」という理由で”サカナ”に決定!
形が決まったので、モデリングから挑戦してみます。


モデリングしよう

Fusion360で作っていきます。
胴部分はスケッチの楕円で上手くいくでしょうか。
尾部分を追加する事も考え、50mmで設定。


線分スケッチで三角形を作り、尾は結合・口は切り取りで形を作りました。

コードの収納部分は、胴部分と同様の楕円で切り取ってみます。
さて、要の切込み部分をどうやって作りましょう。
どのコマンドを使用すれば上手くいくのか、と眺めます。
この”ボディを分割”が良さそうでは!?
切れ目を入れたい箇所に線を引き、実行してみると・・・

「出来た!?」
・・・と思ったのですが、尾まで綺麗に分割されてしまいました。
”ボディを分割”ですから当然でした・・・。

線分を使えばどうでしょうか。
同じように切れ目を入れたい箇所を指定し、中心から切り取ってみます。

今度は狙い通り!
切れ目の幅に悩みましたが、クリップを確認すると隙間はほとんど無い為、切れていたら良しの気持ちです。

大騒ぎしながらでしたが、何とかサカナの形をしたクリップっぽいものが出来ました。
あとは造形してみるだけ・・・とワクワクしていると、
「サカナに模様を付けたい。」
と娘が言い出しました。

・・・確かに、模様があったらとても可愛い。

という事で、次回はドタバタ連発の~カーテンのコードクリップ②~をお届けしたいと思います。
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。