光造形方式の3Dプリンターを使った造形に、ドタバタ主婦3人組が初挑戦!!
試行錯誤した内容と対策をリアルにご紹介していきます。

今回は準備品とそれぞれの注意事項について。

書き手は、お雑煮の餅は焼いた角餅で育った“なを”でお伝えします。


目次

  1. レジン
  2. 洗浄容器
  3. 保存容器
  4. アルコール
  5. スクレーパー
  6. UVライト
  7. ピンセット
  8. 筆・ハケ
  9. 漏斗
  10. 茶こし
  11. キッチンペーパー
  12. 使い捨て手袋

1.レジン

‐高いので大事に使いましょう‐

画像の物は4000円ほど、ネット通販サイトで取り扱いがあります。
100円ショップでも、小さな軟膏くらいのレジンしか買えませんものね。
水洗いレジンだと1.5倍~2倍ほど高いようです。


2.プラットフォームやレジンタンクが洗えるサイズの容器

‐洗浄は大切です‐

大きくて深いものは、水洗いレジンをつかうならばざぶざぶ洗うために必要でしょう。
水洗いレジンではない場合は洗浄にIPAを使用します。
IPAをざぶざぶ使うことはせず、キッチンペーパーに浸して拭き取ればよしということで、書類トレイのような置いておけるサイズのものを用意しました。


3.保存容器

‐溶けないものを選びましょう‐

アルコール用は瓶、ガラス瓶を用意してくださいね。
瓶でないと溶けてしまうので要注意です。

レジン用も別に用意してください。
遮光のものがあればベストです。
光に当てないように保存しましょう。
硬化してしまいます。


4.アルコール

‐流しやトイレに流してはいけません‐

無水エタノールがあればより安全ですが、少々お高いですよね。
手指消毒に最適な70%濃度のものでもよいようです。
それにくらべてIPA(イソプロピルアルコール)は安価で手に入ります。
ただ、有機溶剤であり、気化しやすく引火もしやすいという事ですので、注意が必要です。
要換気!


5.スクレーパー

‐二種類あるとよさそうです‐

付属品がありましたが、金属製と樹脂製揃いました。
樹脂製のものはフィルムを傷つけにくくてよいですが、IPAに溶けるので、消耗品ですね。


6.UVライト

‐二次硬化ということをするんです‐

二次硬化用に必要です。
小さな造形物ならネイルやアクセサリー用のもので十分です。


7.ピンセット

‐つまみだすんですよ‐

あまり尖っていないものを用意した方が、フィルムを傷つける心配が軽減します。
小さなパーツをつまんだりします。


8.筆・ハケ

‐消耗品です‐

タンクのレジンを撹拌したり、洗浄するのに使います。
シリコンのハケなら抜け毛の心配がありません。
消耗品ですので、安いもので良さそうです。


9.漏斗

‐付属品です‐

タンクに残ったレジンを保存容器に移す時に使います。
この付属品は小さめです。


10.茶こし

‐目の細かさは大事です‐

ある程度細かいレジンが取り除ける目の細かさのものを選びましょう。
100円ショップでも十分なものが買えます。


11.キッチンペーパー

‐毛羽立ちの少ないものがいいでしょう‐

水分を取ったり、汚れを取ったり、たくさん使います。
ティッシュペーパーではダメですね。


12.使い捨て手袋

‐溶けるか溶けないか、それが重要‐

レジンを素手で触っていると、レジンアレルギーになる可能性があります!
必ず手袋をして作業しましょう。
IPAをさわるときはニトリル手袋がいいです。


さいごに

次回、いよいよ造形開始です!