~ 嫁、3Dの世界へ・プロローグ ~
うちの嫁、アクセサリー作りが趣味です。
去年の10月までは宮城でハンドメイド作家をしていました。
富山に嫁いで身の回りの何もかもが変わりましたが、
中でも嫁入り先にスモールラボがあるなんて環境はインパクト絶大だったようです。
32インチの4Kディスプレイ+24インチのHDディスプレイが幅を利かせるデスク。
常時使用可能な3Dプリンターが大小併せて5台!
しかもその部屋は6畳半というアンビリーバブルなミスマッチ昭和建築…(笑)
(撮影の為、かなり片付けた状態である事を察してください。笑)
宮城からの嫁入り道具にレジンアクセサリーの資材一式まで入ってた「モノづくり系」の嫁なので、
この「モノ作れる環境」に興味を持って当然の流れでした。
富山での生活に慣れた頃、色々とモノ作りの話をしている中でベタな質問が出てきました。
「3Dプリンターって、どんなものを作れるの?」
どれだけ説明しようとしても伝えきれないネタなので、
完璧な説明よりも、目の前で実際に作ってみることが最良!ということで…
ネコ大好き&ジブリの作品も好きな嫁を隣に座らせ、
某大手3Dデータサイトで「CAT」を検索。
一番のお気に入りを3Dプリントしてみました。
結果は…
ここから数日連続で3Dプリンターが夜間稼働しました。 えぇ。(笑)
居間のテレビの前には「ネコとジブリのミュージアム」が出来ちゃいましたよ。(失笑)
(ネコ以外の何かも多々ありますが、見て見ぬふりをしてください。笑)
この流れを見ちゃったら興味を持って当然!だし、
「何でも作れちゃうんだねー(^ ^)」っていう事が伝わっちゃった感じですよね。
早速、作りたかったけれど思い描いていた形の素材が見つからなくて諦めていた構想を思い出し、
「こんな感じのものって作れるかな?」なんて感じでスケッチを描いて…
「おう! ラクショーに作れるわ。 早速作ってみるべ?」
嫁、人生初の3DCAD→スライサー→3Dプリンターの流れが突如訪れました。
次の寄稿で一部始終をお見せしますね。
~ 筆者自己紹介 ~
築50年の自宅の1室に3Dプリンターが5台(1台増えて6台になりました)あるという異次元空間に住み、
普通に会社員をしながら趣味(副業?)で設計やモノ作りをする充実した毎日を過ごしています。
「実現可能な妄想こそ究極のアイデア!」が信条。