こんにちは!
子どもの学用品の名前書きに追われている”まるいしお”です。

今回は yawagan様がご投稿された「カインズ洗濯ピンチ修理部品」で、
3Dプリンタの特性を活かした造形を学ばせて頂きました!

  • 複数の部品が組み合わさって動く造形物を、1回のプリントで実現する一体造形手法に興味がある方
  • カインズ洗濯ピンチが壊れてピンチの方
  • 何かを吊り下げて飾りたい方

にご覧いただけたら幸いです。


1. はじめに

今回、使用させて頂いたデータはこちら。
yawagan様がご投稿された「カインズ洗濯ピンチ修理部品」 です。

カインズの洗濯ハンガーのピンチを修理するための部品です。

精巧な補修部品。
まるで既製品のようです。

と、データを拝見していると、、、
あれ?3つの部品が一体になっている??

こっ、これは!
噂に聞く、組立が不要な「一体造形手法」でしょうか!!?

一体造形手法であれば、このままの状態で造形してもヒンジがきちんと動くはず。
3Dプリンタならではの造形で、初心者のあこがれの的です。


2. 造形してみた

という訳でさっそく造形してみました。

材質はABS、ラフト・サポート有りで造形。
造形し始めてから思いましたが、ラフトは無しでも良かったかもです、、、

何度か「あぁぁっ!!」と叫び声を出しながら、おそるおそる、サポートとラフトを剥がします。
若干、取り切れていない部分もありますが、使用に影響する部分は無事に剥がすことができました。

さて、肝心のヒンジの部分はどうでしょうか?
そーっと、動かしてみます。ドキドキ

動きましたーーー!!!

ヒンジ部分には特にサポート等は付いておらず、そのまま動かすことができました。
すごいですね!!


3. 使用させて頂きました

無事にヒンジが動く事を確認できたので今度は、実際に使用するためにもう一つの部品と組合せます。
※形状から勝手に推察して実施した手順です。制作者様の意図とは異なる可能性があります事をご了承ください。

まずは、上の突起部分をもう一つの部品の穴に通します。
何だかダースベ〇ダーっぽく見えるような。

むぎゅぎゅっとしながら、反対側の部分をかみ合わせます。
方法を間違えていたら申し訳ありません。
全体はこんな感じです。
上の部品は360°回転し、下の部品も開いたり、閉じたりできます。

最後に作品名にある通り、カインズの洗濯ピンチをはめたいところですが、、、
残念ながらわが家にはカインズの洗濯ピンチがなく(汗)

でも、こんなに素晴らしい構造。
絶対に他の事にも使えるはず!!

というわけで、誠に勝手ながら今回は違う目的に使用させて頂きました。
本来は洗濯ばさみの穴を引っ掛ける凸部に、輪ゴムをかけて飛行機に装着。

最後に、上の部分に紐を通して壁に吊りさげてみました!!
輪ゴムを引っかけてあるだけなので、遊びたい時はさッと取り外すことができます。便利!


4. さいごに

今回は失礼ながら本来とは違う目的で使用させて頂きましたが、精巧にできたパーツが可能にする広い可動域は、他にも色んな使い方ができそうな気がします。

また、3Dプリンタならではの一体造形手法を初めて造形することができて、大変勉強になりました。

yawagan様、素敵な作品のご投稿ありがとうございました!!

さいごまでお付き合いいただきありがとうございました。