こんにちは!
子どもと一緒に 3D CAD やものづくりを楽しみたい、”まるいしお”です。

今回は、子どもが大好きな「ボタンのおもちゃ」を分解し、仕組みを3Dで再現してみました!!
皆さまも、宜しければご一緒に仕組みを想像してみて下さい。

この記事では、「子どもと一緒に楽しむ」を目的に、少しだけ工夫してみた内容などをお伝えします。
お子さんと一緒に 、3D CAD やものづくりを楽しむご参考になれば幸いです。


1.はじめに

子どもが大好きな「ボタンのおもちゃ」。
こんな動きをします・・・

中がどんな仕組みになっているか、ご想像下さい。

【動き①】 1、2、3、、、と押すと、キャラクターが立ち上がる(左端 → 右端)

【動き②】 キャラクターを逆から押すと、数字が出てくる(右端 → 左端)

【動き③】 端のボタンを押すと、並んでいるボタンが一度に動く(数字の右端、キャラの左端)

とてもシンプルな動きです。
が、中の仕組みはどうなっているのでしょうか??

気になる・・・
子どもに了解を得て(これ大事)、分解することに。


2.分解してみた

まずは、子どもと一緒に中の仕組みを想像してみました。
こんな複雑な仕組み、、、入りきらないような。

実際の仕組みはどうでしょうか?
開けてみます。ぱっかーん。

赤いパーツの一部が隣のパーツと重なっている事で、端を押すと一度に全部動くようになっていました!!

親 「なるほど~」
子ども 「????」

ちなみに、パーツを分解して並べるとこんな感じ。
はめ込み等はなく、ただのっているだけでした。


3.3Dで再現してみた

分解した状態では、組立てた状態と同じ様に遊ぶことができません。
そのせいか、いまいち仕組みが分からない様子の子ども。

子どもに伝わるように、3Dでザックリと動きを再現してみることにしました。
使用したのは、お馴染みのFusion360です。

子ども 「へー、なるほどーーー」
親 「(伝わったのか・・・?)」

ちなみに、子どもと一緒に想像した形状も作ってみました。

最後に端を持ち上げる(動き③)と、真ん中の3本が取り残されてしまいました。
あぁぁぁぁ・・・


4.さいごに

見えない中身の部分を想像するのはワクワクしますね!!

子どもと一緒に仕組みを想像して、実際に分解してみると、身近な物をもっと知ることができそうです。

ただ、分解した状態では、完成品と同じ様に動かすことができないことも多くあります。
そんな時は、3Dを作ることで、子どもが理解するのを手助けできそうだと感じました。

また、面白そうな動きをする物があったら、分解して仕組みを観察してみたいと思います。
但し故障したり、部品が無くなっても困らない物で。(今回はカバーのツメが1本折れました・・・ゴメン)

さいごまでお付き合い頂き、ありがとうございました。