こんにちは。ものづくり初心者の “なを” です。
皆様の投稿をたくさん拝見しています。
その中で、自分でも作ってみたいと思うようになりました。
ありがとうございます!


今回は、いつもお世話になっているM様よりご注文頂きました、ヘアワックスをすくうためのスパチュラです。

日本語で言うと、「へら」ですね。
化粧品などに付属していることが多い気がします。
化粧品に使うものはだいたい小さくて、ちょっと使いづらい印象があります。(自分が雑なだけ)
ご注文は「シンプルなもので」とのことでしたので、早速Fusion360で描いてみようと思います☆


シンプルでも曲線が難しい

曲線を描くために、苦手意識のあるフィット点スプラインを使ってみることにしました。

きっと使ってみれば面白いし便利機能だろうと思うのですが、なぜか苦手意識がぬぐえません。
点を動かして形を整えられるので、もっとたくさん点を打てばよかったのかな?と思いながら描いた画です。
点の位置を対称に置くようにしました。
M様に「このサイズ大きすぎない?」と的確な突っ込みをいただきましたので出力前にサイズ変更しました(;’∀’)
点を動かしてすくう側は少し平らになるように、手でつまむ側は少し尖らせるように調えます。

厚さは、1mmだと造形したときに剝がすのが難しいかと思い2mmにしました。
厚みがある分、傾斜をつけたらすくいやすいのでは?と考えて押し出しの時に角度をつけてみます。

手でつまむ側にMの字をあしらうことにします。

凹ませるより膨らませた方がいいと思い、1mm押し出します。


これだけではつまらないので

「音符型とかどうかな?」と仰っていただいたので、描いてみます。

あまり細いと折れたり割れたりしやすいので、ちょっとふっくらした音符です。

八分音符のにょろの部分はスプラインで。
ここで見る限り、音符らしく見えます。

先ほどと同じように角度をつけて押し出します。
実はこちらも出力前にすこしサイズ変更しました(..;)


できあがりはいかに

造形した結果!

音符は靴下みたいな雰囲気に!
厚みはやはり1mmがよかったかもしれませんね。


最後に

こうしてものを作って、よく眺めるということをしてみると、2mmって厚いなと思いました。
まだ2mmは薄い感覚でいるので、実際手にしてみると驚きます。
これがM様のお役に立てるかどうか、後日談がありましたらお伝えします。
今回もお読みいただき、ありがとうございます!


追記

以前、北澤さんの単管キャップリクエストに応えた記事を書きましたが、M様からもリクエストをいただいて作ったものを紹介します。

物干しのキャップが劣化して壊れてしまったので作って欲しいとのことでした。
サイズも提示通りにしたのですが、少しキツく仕上がり。。
ヤスリで削ろうかと思っていたところ、

主婦3人組の記事でおなじみ、天の声様がこちらを貸してくださって難なく削れたそうです。

そして無事に物干しキャップとしてお役に立っているようです☆
よかったです!