こんにちは!ちょこっとだけCAD経験のある主婦の”まるいしお”です。

突然ですが、「和同開珎」をご存じでしょうか?
私は、はるか昔に名前は聞いたことある。のレベルです(汗)

  • 和同開珎(わどうかいほう、わどうかいちん)は、708年6月3日(和銅元年5月11日)から、日本で鋳造・発行されたと推定される銭貨である。日本で最初の流通貨幣と言われる。
  • 律令政府が定めた通貨単位である1文として通用した。当初は1文で米2kgが買えたと言われ、また新成人1日分の労働力に相当したとされる。 1*

和同開珎1枚で、米2㎏が買える!?
想像をはるかに超える価値でした。

さて、そんな「和同開珎」の3Dを、温泉湯豆腐様がモデラボにアップして下さいました!!
これは粘土で増産してウハウハするしかない!!
というわけで、雑念に満ちた心で今回のモノづくりがスタートです。

第2回の今回は、前回作成した型を使って、和同開珎を増産していきます!!


冒頭でもご紹介しましたが、今回は温泉湯豆腐様が作成された「FreeCADで和同開珎をモデリングしてみたのデータを使用させていただきました。

素敵なデータをありがとうございます!! 


1.複製してみた

前回作成したおゆ〇くんの型がこちらです。

この型を使って、いよいよ複製していきます。
型の隅々まで行きわたるように、「とてもよくのびる」と書かれた粘土をチョイス。
これが、吉と出るか凶と出るか・・・

そのまま型に押し付けると、案の定ベタベタとくっついてまともに外せず。
困ったときのネット頼み。
世界の皆さまに知恵を分けて頂きます。

ティッシュはエッジが消えてしまい、何ともぼんやりした仕上がりに・・・
他の対策を探すと、冷凍するとキレイに外れるとのこと。
型に粘土を押し込んで、冷凍庫に入れて待つこと10分ほど。

悩んでる母の隣で、ウキウキと粘土遊びをする長男。
「茶色になったー!」と、喜んで見せてくれた粘土を触ってみると・・・

「ベタつかない!!?」
長時間こねて乾燥したおかげか、はたまた絵の具の効果なのかは不明ですが、表面のベタつきが抑えられ、且つ伸びが良いベストな状態。
これなら、型に押し込んだら、すぐに外すことができそうです。

完成した和同開珎がコチラです!
型から外す際に少し歪んでしまいました・・・。
でも、欠けている部分も含めて文字の部分もくっきりと出来ています。

そんなこんなで、沢山の和同開陳ができて、無事にウハウハすることができました。

おまけ
ちなみに、作成した和同開陳は、そのまま買い物ごっこの通貨に仲間入りしました。


4.さいごに

今回は温泉湯豆腐様のデータを拝見したのをきっかけに、以前からやってみたかった、おゆ○くんによる自作型を使った複製に挑戦することができました。

型をとるという経験自体が初めてだったので、本当にできるのか半信半疑でしたが、やってみると思いのほか簡単!!

  • 難しい工程もなく、特別な道具も必要ありません。
  • 材料は全て百均で揃うので、気軽に挑戦できます。
  • 何と言っても、子どもが大好きな粘土なので、子どもと一緒に楽しめる!!

一緒に作業をした長男も、楽しい!としきりに言っており、よい休日を過ごせたようです。
これも全て、温泉湯豆腐様の素敵なデータに出会えたおかげだと思います。
ありがとうございます。
次はシリーズで投稿頂いている「寛永通宝」で、銭形平時に挑戦できたらいいなと思います。

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。