無償3D CAD 5分講座:123D Designで「カー消し」を作る編(1)

今回は、懐かしの『スーパーカー消しゴムカー消し)』サイズの小さなクルマを、無償3D CAD「Autodesk 123D Design」でモデリングしてみましょう。

本稿を参考に、3Dモデリングを行い、3Dプリンタで出力すれば、カー消しのようにBOXY(ボールペン)で弾いて遊ぶこともできます。何を言っているのかさっぱり分からない世代の人は、気にせず読み進めましょう(笑)。

なお、初心者の方は本稿を読み進める前に、「無償3D CAD 5分講座:Autodesk 123D Design 超基礎編」をぜひご覧ください。

イチから長方形を描いてみる

それでは、「123D Design」のアイコンをダブルクリックして起動しましょう。

無償3D CAD「Autodesk 123D Design」

「Autodesk 123D Design」の起動画面

起動したら、右上のサイコロ状の物体の天面、「TOP」と書いてある面をクリックし、視点を変更してください。方眼紙を上から見たような状態になるはずです。ちなみに、1マスのマス目は「5mm」です。

次に、線を引いていきます。画面上部のメニュー[Sketch]から[Polyline]を選択します。

[Polyline]で線を引く

[Polyline]で線を引く

[Polyline]を選択すると、マウスカーソルに「Click on grid~」という文字が付いてきます。ここで、線を引きたい“面”、今回はそのまま方眼紙をクリックします。すると、マウスカーソルのカタチが変わります。

マウスカーソルに「Click on grid~」という文字が付いてくる

マウスカーソルに「Click on grid~」という文字が付いてくる

マウスカーソルのカタチが変わる

マウスカーソルのカタチが変わる

この状態になったら、方眼紙の原点(0,0)をマウスクリックします。クリックした後に、マウスを動かしてみると、水色の直線が出てきますので、まずX方向に水平に「30(mm)」の直線を引いてください。確定はマウスクリックで行います。これで直線が引けましたね。ちなみに、直線の長さの指定はマウスカーソルでも、入力フォームでも可能です。

まずは30mmの直線を水平方向に引く

まずは30mmの直線を水平方向に引く

そして、そのまま今度は垂直(Y方向)に「12(mm)」の直線を引き、マウスクリックで確定します。この要領で、30mm×12mmの長方形を描いてください。長方形(四辺の線がきちんと閉じられると長方形の面が水色になる)が描けたら、キーボードの[Esc]キーを押して、[Polyline]モードを終了します。

[Polyline]で30mm×12mmの長方形を描いた状態

[Polyline]で30mm×12mmの長方形を描いた状態

ここでいったん視点を変えます。画面右上にあるサイコロの左上の「家」マークを押してください。斜め上からの表示に変わるはずです。

長方形を浮かして、立体にする

続いて、作成した長方形の“面”部分をマウスクリックで選択(濃い水色になる)し、下に表示された「歯車」のようなマークをクリック(マウスオーバー)します。すると、いくつかのメニューが表示されるので、この中から[Move]を選択してください。

長方形をマウスクリックして、「歯車」マークを表示し[Move]を選択

長方形をマウスクリックして、「歯車」マークを表示し[Move]を選択

すると、このようにXYZ、3方向に[矢印]が表示されるので、ここでは[↑(上矢印)]をマウスで選択し、入力フォームに「3(mm)」と入力して、[Enter]キーで確定します。すると、方眼紙の面より「3mm」浮いた位置に、長方形が移動します。

長方形を3mm浮かす

長方形を3mm浮かす

3mm浮いた状態

3mm浮いた状態

最後にこの長方形を「3D」化します。上部メニュー[Construct]から[Extrude]を選択し、長方形の“面”をクリックします。すると面の真ん中あたりに、[↑(上矢印)]が表示されるので、これをクリックして、入力フォームに「12(mm)」と入力し、[Enter]キーで確定します。すると、このような12mm×30mm×12mmの立体ができます。

12×30×12mmの立体が完成

12×30×12mmの立体が完成

はい、今回はここまでです。いかがでしょうか……、クルマのカタチにはほど遠い状態ですね……。次回はクルマらしいカタチに仕上げていきます!

>>次回:123D Designで「カー消し」を作る編(2)を読む