無償3D CAD 5分講座:Autodesk 123D Design 超基礎編(2)

>>前回:Autodesk 123D Design 超基礎編(1)を読む

円を円柱化してみよう

続いて、直径70mmの2Dの円を、高さ90mmの円柱にしてみましょう。まず、画面上部の[Construct]メニューから[Extrude]を選択してください。

無償3D CAD「Autodesk 123D Design」で円を押し出す

[Construct]メニューから[Extrude]を選択

その状態のまま、円をクリックしてみてください。すると、以下のように表示が変化します。

無償3D CAD「Autodesk 123D Design」で円を押し出す その2

矢印(↑)をマウスで引っ張って立体化することも可能

ぴょこんと現れた矢印(↑)をマウスで引っ張って立体化することも可能ですが、今回は入力フォームに「90(mm)」と入力して、[Enter]キーを押してみてください。するとどうでしょう、高さ90mmの円柱が出現しました!

無償3D CAD「Autodesk 123D Design」で円を押し出す その3

初めての「3D化」成功です!

くり抜いてみよう

おめでとうございます。これで円柱の完成です。……でもなんか物足りないですよね。せっかくですからコップ風に中をくり抜い(肉抜き)てみましょう。画面上部の[Modify]メニューから[Shell(J)]を選択します。

無償3D CAD「Autodesk 123D Design」で図形をくり抜く その1

[Shell(J)]でくり抜きを行う

そして、円柱の天面をクリックしてみてください。

無償3D CAD「Autodesk 123D Design」で図形をくり抜く その2

ここで確定せずに、すかさず厚みを指定しよう!

あら不思議、勝手にくり抜かれちゃいました。ここで注意なのが[Enter]キーなどで確定してしまわないことです。下に表示されている入力フォームの[Thickness Inside:]の項目に「5(mm)」としてから[Enter]キーを押してください。壁厚5mmで肉抜きが実行されます。

無償3D CAD「Autodesk 123D Design」で図形をくり抜く その3

これでコップ? が完成です。底面も側面の壁と同じく5mm厚になっている

保存&STL書き出ししてみよう

お疲れ様でした。最後に、ファイルの保存と3Dモデラボに登録可能なファイル形式「STLファイル」の書き出し方法を紹介して、「無償3D CAD 5分講座:Autodesk 123D Design 超基礎編」を終了にしたいと思います。

画面上部の左側のメインメニューから[Save…]―[To My Computer]で、自分のPCに123D Designの設計データを保存します。ちなみに、ファイル名は英語にした方がいいそうです。

無償3D CAD「Autodesk 123D Design」からSTLに書き出し その1

保存時のファイル名は英語表記で

次に、STLファイルの書き出しです。保存と同じく画面上部の左側のメインメニューから[Export…]―[STL]で、STLファイルの書き出しが行えます。

無償3D CAD「Autodesk 123D Design」からSTLに書き出し その2

STLファイルへの変換も簡単!!

STLファイルは、3Dモデラボに投稿可能なファイル形式であり、一般的な3Dプリンタが標準的にサポートしているファイル形式でもありますので、このファイルを持ち込めば3Dプリントすることが可能です!

以上、「無償3D CAD 5分講座:Autodesk 123D Design 超基礎編」でした。ちなみに、本稿では説明していない[Material]の機能を使うと、さまざまな素材・色のテクスチャを張り付けることができます。今回のコップもこのように……あれ、これじゃ湯呑ですね。……ではまた。

無償3D CAD「Autodesk 123D Design」でテクスチャを張った様子

 

>> 123D Designで「カー消し」を作る編

無償3D CAD 5分講座

>> 3Dモデルデータを作るには?(提供:MONOist)