モデ1GP、第2回も大盛況
こんにちは!うでみです!
2015年9月12日(土)に、「モデ1GP」 第2回がアーツ千代田 3331にて開催されました!
モデ1GPとは
モデ1GPってだからなんだよ! という方に一応説明しておきますと
- 1970年代末頃に流行った「スーパーカー消しゴム(のようなもの)」を3Dプリンタで作って
- 当時同様ノック式ボールペンではじいてみんなで遊ぼう(競おう)!

▲単純明快この上ないルールです
という企画。前回満員御礼、大盛り上がりを受けて第2回目の開催となりました。
今回もIT・ガジェット系ニュースでおなじみ「Engadget 日本版」と、有志による工作支援団体「Precra」の皆さん、そして我々3Dモデラボ主催であります。
第1部で初心者向けワークショップを行い、第2部で競技会を行う2部構成のプログラムです。
はじめての123D!
前回同様、第1部の3DCADワークショップは、MONOist連載でもおなじみの志田穣さんが講師を務めます。
(志田さんが現在連載中の記事「無償3次元CADによる「ミニ四駆」ボディ設計講座」もぜひご覧ください)
使うソフトは「Autodesk 123D」。
視点の動かし方や、各ツールの説明など基本の使い方を学んだ後、実際のクルマ作りに入っていきます。
ちなみに、今回第1部で製作した「カー消し(風ミニカー)」の作り方は、モデラボ内にも作り方を載せています! ぜひチャレンジしてみてください。
一通り作り終えたら、今回も3Dプリンタを提供いただいた、XYZ printingさんの「ダヴィンチ 1.0」で一斉に出力!

▲出力のようす。4~5台ずつ一気に出していきます。
出力した後は、クルマの紹介を行うライトニングトークと、研磨などの調整へ。前回大会の経験を踏まえ、電動やすりを持参する方も!
経験者も参戦、いざ競技会へ
最終調整も終了し、いよいよ競技開始!
「タイヤをピカピカにした」「車高をかなり落とした」「大きさを小さくした」など、みなさんさまざまな戦略を用意しています。「実はボールペン自体の性能差があるのではないか!?」という前回大会終了後の議論から、ボールペンは抽選箱からくじびきのように引く、というルールになりました。実際は何が飛距離を伸ばす要因となっているのか、誰も解明できていません。
なぜかモデ1GP、前回も子どもが出した記録が最後まで残る傾向にありました。なんと、今回もそのような流れに!
プレクラの大堀さんの分析では「あまり何も考えず、軽い気持ちで打つと良いのかもしれない」とのこと。果たしてどうなる…!
中々入れ変わらない暫定1位! やっぱり子どもが強いのでしょうか? 研究を重ねてきた大人たちも、記録を破ることが出来ません。
結果発表!
全ての計測が終わり、結果発表です!
優勝は……
そのままイシイトモキくんの優勝となりました!おめでとうございます!
なんと、この日はお姉ちゃんの誕生日だったそうで、ご家族みなさん大変喜ばれていました。
レースでの優勝者と合わせて、デザイン賞も発表されました。

▲タカハシさんデザインのMADMAD!ダウンロードはこちら
第三回も開催予定!? 研究しつつお待ちください
丸1日かけて行われたモデ1GP第2回!今回も大盛り上がりでした! いやはや、2回目といえど「何をしたら勝てるのか」という要因がまだ見えてきません。でもそこがモデ1GPの面白いところなのかもしれません。今回も苦汁を飲んでしまったみなさん、ぜひこちらの過去作品一覧で研究、解明をお待ちしています! もちろん、親子での参加や、初心者の方大歓迎です。次回イベントにもご期待ください!