こんにちは!ちょこっとだけCAD経験のある主婦の”まるいしお”です。
前回はFusion360修行 その2として、「時計のおもちゃ」の3Dモデル作成に挑戦しました。
今回はその3Dデータを用いて実際に3Dプリンターで造形をしてみました!
さて、イメージ図通りに出来上がるでしょうか。ワクワクドキドキ。
それでは早速いってみましょう!
Fusion360 修行 その3:オリジナル形状(時計のおもちゃ)の造形
1.3Dプリンタでの造形
造形が完了した状態。
3部品を一度に造形しました。
メインと針パーツが密状態です(汗)
印刷プレビューでは十分に隙があったはずなのですが・・・
ただ、ラフト※1がくっついているだけなので問題なしとします。
※1 ラフトは日本語でいうと「イカダ」。写真中のメッシュ部分。
造形を安定させたり、1層目(底面)の仕上がりをよくするなどのために、
造形物の下に仮のテーブルとして造形することが多い。
使用プリンタ: サンステラ社 UP300
造形時間: 1.1時間
使用材料: ABS ※2
材料使用量: 21.0g
※2 ABSとは、Acrylonitrile Butadiene Styreneの略。
電化製品の外装部品などにひろく使われている汎用熱可塑性樹脂
2.組立
次に各パーツを組み立てていきます。
今回は3Dプリンタで造形した3部品(メイン・針・固定)以外に、
紙に印刷した文字盤と、その印刷面を保護するためにクリアファイルを切り抜いたパーツを
別で準備しました。
さて、針パーツに謎のテープが巻かれていることにお気づきでしょうか?
残念ながら、前回の記事で懸念したことが的中。
メインと針パーツの軸部の隙間が大きすぎてガタツキが・・・。
ガタツキを抑えるために、家にあった養生テープを巻いてみました。無念。
そんなこんなですが、組立を進めます。
針パーツの軸部に、メインパーツ → 固定パーツの順で組付けて、
最後に針の軸部と固定パーツをホットメルトで固定して完成!
裏側。針パーツと固定パーツをホットメルトで固めた状態。
3.組立してみて
まずは、3Dプリンタで造形してみて率直な感想。
「頭の中で想像したモノが、手に取れるカタチになるのは嬉しい!楽しい!!」
自分の頭の中で考えたモノが、質量・質感をもち、手で動かせるようになるというのは
やはり楽しいものです。
さらに、造形したものを誰かが使ってくれれば喜びは猶更。
ちなみにこのおもちゃを子ども(3歳)に渡したところ、
「6になったら、おとうさん帰ってくるねー!」と数字と出来事を紐付けしたりして
嬉しそうに遊び、お出かけの際は持ち歩いたりしています(^_^)
次回への反省点
・3Dプリンタの造形精度を確認して形状を作成する
・固定方法はもっとスマートに(タッピングネジも有り)
これからも、Fusion360修行を続けて様々なイメージをカタチにしていきたいと思います。
応援よろしくお願いします!
また、本データは「モデラボ」に3Dデータを投稿しております。
ご興味のある方はご覧ください。
https://modelabo.net/members/sio2019/